市民文化復興のシンボル、中心市街地再生・活性化の中核施設
須賀川市民交流センターtetteは、東日本大震災で甚大な被害を受けた市街地中心部の再生、活性化の中核施設として、また市民文化復興のシンボルとして、「人を結び、まちをつなぎ、情報を発信する場の創造」を基本コンセプトに整備された、図書館や公民館などの生涯学習をはじめ、子育て支援、市民活動支援、市民交流、賑わい創出など様々な機能を有する複合施設です。「tette」という愛称には、「みんなが手と手を取り合い、笑顔が溢れるように」との想いが込められています。
施設内は、それぞれにテーマを持つ9つのフロア(であう、はぐくむ、あそぶ、わくわく、つくる、まなぶ、うごく・かなでる、しらべる、あつまる)が重なり合い、フロア毎にテーマに沿った書架を配することで、施設全体が図書館となります。また各フロアを緩やかなスロープや吹き抜け、階段で結ぶことで、街を歩くように建物全体の内外を巡ることができます。
1階は、緩やかな坂道の傾斜をそのまま残したユニークなエントランスとなっており、創業を目指す方を対象とした、カフェなどの「チャレンジショップ」が設けられています。また、2階から4階は、25万冊の収容能力を誇り、視認性の高いサインシステムを採用する図書館となっており、そのほかにも、広々としたスペースで多くの子どもたちがのびのびと遊べる「わいわいパーク」、育児相談や親子のふれあいの場となる「子育て支援センター」、未就学児の一時預かり保育を行う「預かりルーム」、公設民営方式で市政情報を放送するコミュニティFMスタジオなどがあります。さらに、5階には「特撮の神様」と称される円谷英二監督の功績を伝え、特撮の魅力を発信する「円谷英二ミュージアム」があり、英二監督の68年の生涯をパネルや造形物、映像で紹介しています。
様々な世代、立場、目的を持った方が、自宅や学校、職場でもないサードプレイスとして、それぞれがお気に入りの場所を見つけられる居心地の良さとわくわく感を兼ね備えた魅力ある施設となっており、年間65万人を超える来館者で賑わっています。
・令和5年度須賀川市中心市街地活性化基本計画最終フォローアップに関する報告書はこちら
施設のご紹介
エントランス
目の前に広がる精錬されたデザインと開放的な吹き抜け空間
エントランス
将来的な創業を目指す方を対象とした、カフェなどの「チャレンジショップ」
わいわいパーク
上部にネットがハンモックのように張られたユニークな構造。天候に左右されずのびのびと遊べます
わいわいパーク
大人は子どもたちと一緒に遊んだり、見守ったりすることができます
図書館
施設全体が可視性の高いサインシステムを採用した図書館。街を歩くように本を選べます

図書館
テラス席では、外部の陽気や風を感じながらくつろぐことができます

バルタン星人モニュメント
施設1階には、巨大なバルタン星人がお出迎え。大人にもこどもにも大人気の絶好の撮影スポット!

円谷英二ミュージアム
最上階には須賀川市出身で「特撮の神様」と称される円谷英二監督のミュージアムがあり、無料で観覧することができます
施設情報
福島県須賀川市中町 4-1
【円谷英二ミュージアム】毎週火・水曜日
【全館】毎月第3火曜日と年末年始(12/29から1/3まで)